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名古屋・高山・白川郷・金沢・立山黒部を結ぶ昇龍道6泊7日の自由旅 行程、eSIMで快適に

名古屋・高山・白川郷・金沢・立山黒部を結ぶ昇龍道6泊7日の自由旅 行程、eSIMで快適に

名古屋・飛驒高山・白川郷・金沢・立山黒部をまとめて回る昇龍道の自由旅 行程は、地図で見ると一本の縦線ですが、実は愛知県・岐阜県・石川県・富山県・長野県という五つの県をまたいでいます。名古屋の都会から飛驒の山あいへ、合掌造りの里から加賀百万石の名園へ、そして標高2,450mの雪の回廊へ。電車とバス、ケーブルカーやロープウェイを乗り継ぐたびに、景色も気温もくるくる変わります。一度の旅で都会・合掌村・古い町並み・名園・高山の雪壁、その全部に触れられる——これがこのルートの一番おいしいところです。名古屋から入り、松本へ抜ける片道の縦走なら、6泊7日でちょうど良く回りきれます。

名古屋に往復で戻ると、立山黒部を通り抜ける醍醐味が半減します。逆に山だけ攻めると、名古屋や金沢の街歩きが置き去りに。星ちゃんが何度か組み直してたどり着いたのが、この五県を一本でつなぐ並べ方でした。前半で名古屋から高山・白川郷・金沢と西へ進み、後半で立山黒部を縦走して長野側の松本へ抜ける——戻らない流れが、このルートを一番スムーズにします。

昇龍道が名古屋イン・松本アウトに向く理由

昇龍道(しょうりゅうどう)は、中部・北陸を昇る龍にたとえた広域観光ルートの呼び名です。名古屋を龍の尾、能登半島を龍の頭に見立てたエリアで、今回はその背骨を縦に走り抜けます。

このルートの面白さは、移動の一本一本で旅の「色」が変わることにあります。名古屋の城と神宮を巡ったら、特急ひだ号で飛驒の山へ。世界遺産の白川郷で合掌造りを見上げ、金沢で兼六園と海鮮を味わい、最後は立山黒部アルペンルートで雪の壁の間を抜けて松本へ降りる。飛行機を乗り継がず、鉄道とバスと山岳交通だけでこれだけの変化を味わえるのが、五県縦走の醍醐味です。名古屋に戻らず松本側へ抜けるからこそ、同じ道を二度通らずに済みます。

6泊7日 行程表:五県をこの順で縦走すると一番スムーズ

並べ方にはちゃんと理由があります。高山・白川郷・金沢は西側でひとまとめにでき、立山黒部は富山から長野へ抜ける一日仕事。だから前半で西を攻めて金沢・富山まで進み、後半に立山黒部の縦走を据えて、そのまま松本側へ降りる流れにしました。最後に名古屋へ戻る都合があれば松本から特急で戻れます。

日数ルートの見どころ宿泊エリア
Day 1中部国際空港から名古屋へ;名古屋城、熱田神宮、大須商店街名古屋
Day 2名古屋からJR特急ひだ号で飛驒高山へ(約2.5時間);宮川朝市、上三之町、高山陣屋高山
Day 3高山から濃飛バスで白川郷へ(約50分);合掌造り集落、城山天守閣展望台、午後に金沢へ金沢
Day 4金沢を一日:兼六園、近江町市場、ひがし茶屋街、駅の鼓門金沢/富山
Day 5立山黒部アルペンルートを終日縦走(立山駅→室堂→大観峰→黒部ダム→扇沢)、長野側へ抜ける松本
Day 6松本城と周辺、名古屋へ戻る名古屋
Day 7名古屋で買い物、中部空港から帰路へ
名古屋・高山・白川郷・金沢・立山黒部を結ぶ昇龍道の自由旅 行程ルートを示したフラットなイラスト地図

立山黒部アルペンルート:六つの乗り物で縦走する

立山黒部アルペンルート室堂の雪の大谷、両側にそびえる高い雪の壁の間を進む道

このルートの主役が、立山黒部アルペンルートです。富山県の立山駅から長野県の扇沢まで、立山連峰を貫いて山を越えていきます。区間ごとに地形が変わるため、一本の乗り物では抜けられません。立山駅から美女平までは立山ケーブルカー、美女平から室堂までは立山高原バス、室堂から大観峰へは立山トンネルトロリーバス、大観峰から黒部平へは立山ロープウェイ、黒部平から黒部湖へは黒部ケーブルカー、そして黒部ダムから扇沢へは関電トンネル電気バス——合わせて六種類の乗り物を乗り継ぎます。全区間は約37.2km、最大高低差はおよそ1,975m。標高2,450mの室堂は、このルートの最高地点です。

6月初旬から中旬に縦走するなら、室堂の「雪の大谷」を外す手はありません。2026年は4月15日に全線開通し、雪壁の壁の区間は6月25日まで開放されます。最も高いところで約20mにも積み上がる雪の壁の間を歩けるのは、年に一度この時期だけ。6月の上旬から中旬は、雪壁を眺める最後の機会にあたります。

ℹ️ 黒部ダムの観光放水

黒部ダムの観光放水は2026年6月26日から10月15日まで。毎秒およそ10トンの水が放たれ、夏の期間を通して迫力ある光景が見られます。晴れた日には水しぶきに虹がかかることも。雪の大谷の壁が閉じるのと入れ替わるように放水が始まるため、6月下旬以降に縦走する方はこちらが見どころになります。

白川郷と飛驒高山:合掌造りと江戸の古い町並み

白川郷は、雪深い山あいに合掌造りの家々が残る世界遺産の里です。まずは城山天守閣展望台へ。バスターミナルから歩いて20〜30分の高台で、茅葺き屋根の集落を一枚に見下ろせます。里に下りたら、和田家へ。江戸時代から続く合掌造りの旧家で、内部を見学できます(入館料 大人400円、9:00〜17:00)。屋根裏の梁組みや囲炉裏から、雪国の暮らしの工夫が伝わってきます。明善寺の鐘楼門も、茅葺き屋根の寺として撮りどころです。白川郷には鉄道が通っておらず、外からの移動はバスのみ。だからこそ、混み合う前の午前中に着くと静かに歩けます。

飛驒高山は、江戸の風情がそのまま残る城下町です。上三之町の古い町並みは、出格子の町家と造り酒屋が軒を連ね、歩くだけで時代をさかのぼった気分になります。宮川沿いに立つ宮川朝市は日本三大朝市の一つで、地元の漬物や飛驒りんごが並びます。高山陣屋は、江戸時代の郡代役所として現存する唯一の建物。ミシュラン二つ星に選ばれた見ごたえのある史跡です。お昼には、ぜひ飛驒牛を。にぎり寿司でも、串焼きでも、この土地ならではの一口が待っています。

⚠️ 夏の高山メモ

飛驒高山では夏の風物詩も楽しめます。櫻山八幡宮の桜山風鈴まつりは2026年7月18日〜8月29日、約2,000個の風鈴が境内を涼やかに彩ります。飛驒高山手筒花火は毎年8月9日、宮川の河畔で開かれる勇壮な祭りです。日程が合えば、夜の予定に組み込んでみてください。

金沢:兼六園と近江町市場

金沢は、加賀百万石の城下町。最初に訪ねたいのが兼六園です。日本三名園の一つで、徽軫(ことじ)灯籠が霞ヶ池の水面に映る景色は、金沢を代表する一枚。広い園内をゆっくり巡るだけで、四季の作庭の妙が伝わってきます。お昼は近江町市場へ。創業からおよそ三百年、約200の店が並ぶ市場で、地物の鮮魚を山盛りにした海鮮丼が名物です。

食後はひがし茶屋街へ。格子戸の続く茶屋町で、金箔ソフトクリームを片手に石畳を歩くのが定番です。金沢駅まで戻れば、伝統工芸の鼓を模した巨大な鼓門が出迎えてくれます。時間があれば金沢21世紀美術館も。ガラス張りの円形の館内で、現代アートと光が溶け合います。富山と金沢の間は北陸新幹線で結ばれているので、富山泊からの行き来もスムーズです。

名古屋:城と神宮と大須

旅の起点、名古屋にも見どころは詰まっています。名古屋城は日本三名城の一つ。天守を飾る金鯱(きんしゃち)は、名古屋の象徴として親しまれてきました。熱田神宮は、三種の神器の一つ草薙剣を祀る由緒ある社。木立に包まれた境内は、都心とは思えない静けさです。買い物と食べ歩きなら大須商店街へ。約2kmにわたって千以上の店が並び、台湾ラーメンや手羽先唐揚げなど、名古屋めしを気軽につまめます。

中部国際空港セントレアが出入口になり、名古屋駅は高山へ向かう特急ひだ号の始発駅です。空港から名古屋へ入り、翌朝そのまま北へ上がる流れが、このルートの自然な滑り出しになります。

県をまたぐ交通と周遊券を一度で整理

五県をまたぐと、鉄道とバスの種類が次々に切り替わります。区間ごとに見やすくまとめました。

区間交通手段車程おすすめ切符
名古屋→高山JR特急ひだ号(Hida)約2.5時間立山黒部・高山・松本エリア周遊きっぷ
高山→白川郷濃飛バス約50分繁忙期は予約必須(バス)
白川郷→金沢高速バス約1時間20分濃飛/北鉄バス
立山黒部縦走6種の交通(ケーブル/バス/ロープウェイ)立山駅→扇沢で約半日立山黒部・高山・松本エリア周遊きっぷ

⚠️ 周遊券の買い分け注意

立山黒部・高山・松本エリア周遊きっぷは5日間で24,500円(こども12,250円)。名古屋↔富山(高山本線)、信濃大町↔名古屋、そして立山黒部の全区間をカバーし、名古屋イン・松本アウトの縦走に最も向いています。立山黒部を通らず、名古屋−高山−白川郷−金沢だけを回るなら、高山・北陸エリア周遊きっぷに切り替えるのがお得です。白川郷には鉄道がなく、移動はバスのみ。繁忙期は必ず予約をしておきましょう。

山あいの通信:現地回線の無制限 vs ローミングの無制限、どう選ぶ

このルートは、室堂や白川郷といった山あい・高所を抜け続ける旅です。市街地から離れた場所でも地図を開き、バスの時刻を調べ、撮った写真を送りたい場面が次々にやってきます。だからこそ通信は、出発前に無制限の使い放題プランで固めておくと安心です。星ちゃんがよく聞かれるのが「現地回線とローミング、どっちの無制限がいいの?」という質問。下の表でその違いを並べます。

比較項目日本 現地回線 無制限日本 ローミング 無制限
回線日本の現地キャリアに直接つなぐ(現地回線)海外の出口経由でルーティング(ローミング回線)
速度の体感全速版は表現が良好。予算に合わせて10Mbps制限版も選べます全行程 無制限、速度は出口次第
設定の手間QRを読み込んでインストール、設定すればすぐ使える開通が速く、端末の互換性が広い
向いている人ナビ・アップロード・動画を多用、日本の現地ネットを使いたい(山あいなら特におすすめ)軽〜中程度の利用、旧機種、予算重視

がっつりナビを使い、写真や動画をどんどん上げたいなら、日本の現地回線に直接つなぐ日本 現地回線 無制限プランが候補になります。現地回線は当地のキャリアに直接つながるため、山あいでも比較的安定しやすいのが利点です。現地回線には「全速版」と「10Mbps制限版」の2種類があり、予算と使い方で選べるのがポイント。全速版が全行程ずっと全速を約束するわけではない点だけ、頭の片隅に置いておいてください。全速版と10Mbps制限版の違いをもっと詳しく知りたい方は、こちらの解説記事で回線・出口・価格まで掘り下げています。

一方、メールやSNS、軽い調べ物が中心で、少し古めの端末を使っている、あるいは費用を抑えたいという方には、開通の速い日本 ローミング 無制限プランが扱いやすい選択肢です。どちらが正解ということはなく、自分の使い方に寄せて二択から選ぶのが一番。なお、山では電波が届きにくい区間もあるため、どちらを選んでも常時つながる保証ではない点はご理解ください。日本のeSIMプラン全体を見比べたいときは、日本のeSIMプラン一覧からまとめて確認できます。

出発前に通信を決めておけば、昇龍道は安心して縦走できる

このルートは山あいとバスの乗り継ぎが多く、当日に調べることが山ほどあります。周遊券、白川郷へのバス、そしてeSIMを出発前に予約しておけば、中部空港に降り立った瞬間から特急ひだ号の時刻を調べ、ナビを動かせます。荷物を受け取りながらスマホがすでにつながっている——そのひと手間の差が、五県縦走の動きやすさを大きく変えます。通信の土台を先に固めて、昇龍道を安心して上っていきましょう。

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