東京・箱根・富士河口湖・軽井沢を結ぶ7日間の関東一周自由旅、eSIMで快適に
東京・箱根・富士河口湖・軽井沢をまとめて回る関東一周の自由旅 行程は、地図で見ると小さな一周ですが、実は東京都・神奈川県・山梨県・長野県という4つの県をまたいでいます。新宿の人混みから箱根の湯けむりへ、富士山を映す湖から標高の高い高原の避暑地へ。電車に乗っているだけで、景色も気温もくるくる変わります。一度の旅で都会と温泉と富士山と避暑地、その全部に触れられる——これがこのルートの一番おいしいところです。6泊7日あれば、駆け足にならずちょうど良く回りきれます。
都会だけなら東京に2泊すれば十分ですが、それでは富士山も温泉も高原も置き去りになります。逆に温泉地に長く沈むと、街歩きの時間が足りません。星ちゃんが何度か組み直してたどり着いたのが、この4県を一周でつなぐ並べ方でした。
東京このひと回りが、4県をまたぐ価値
このルートの面白さは、移動の一本一本で旅の「色」が変わることにあります。Day 1の新宿はネオンと雑踏の東京。Day 2に小田急で箱根へ入れば、もう神奈川の山あいで温泉につかっています。Day 3〜4は山梨へ移り、河口湖の対岸に富士山がどんと構える。Day 5で長野の軽井沢へ上がると、真夏でも空気がひんやりして、東京の蒸し暑さが嘘のようです。
同じ「日本」でも、都心のビル群、箱根の硫黄の香り、富士五湖の水の青、高原のカラマツ林は、まるで別の国のよう。飛行機を乗り継がず、電車と新幹線だけでこれだけの変化を味わえる関東圏は、実は周遊ととても相性がいいのです。
6泊7日 行程表:4県をこの順でつなぐと一番スムーズ
並べ方にはちゃんと理由があります。箱根と富士河口湖は方角が近く西側でひとまとめにできる一方、軽井沢は北へ離れているため、いったん東京駅に戻って北陸新幹線に乗り換えるのが最短です。だから軽井沢は後半に回しました。前半で西を攻め、後半で北へ抜ける流れです。
| 日数 | ルートの見どころ | 宿泊エリア |
|---|---|---|
| Day 1 | 東京着(成田/羽田からNEXで新宿へ);浅草寺・雷門、新宿 | 東京都心 |
| Day 2 | 新宿から小田急ロマンスカーで箱根湯本へ(約1.5時間)、登山電車で強羅へ上がり温泉 | 箱根(神奈川) |
| Day 3 | 箱根ゴールデンコースを一周、夕方に河口湖方面へ移動 | 富士河口湖(山梨) |
| Day 4 | 富士河口湖を終日:大石公園のラベンダー、忍野八海、新倉富士浅間神社、天上山ロープウェイ | 富士河口湖 |
| Day 5 | 河口湖→東京駅で北陸新幹線に乗り換え軽井沢へ(約70分);雲場池、旧軽井沢銀座 | 軽井沢(長野) |
| Day 6 | 軽井沢:白糸の滝、プリンスショッピングプラザのアウトレット、夕方に東京へ戻る | 東京都心 |
| Day 7 | 東京市内で買い物(銀座、浅草)して帰路へ | — |
箱根:一枚の周遊券で8つの乗り物を渡り歩く
箱根の醍醐味は、乗り物そのものが観光になることです。定番のゴールデンコースは、箱根湯本から始まります。登山電車でスイッチバックしながら強羅へ。そこから登山ケーブルカーで早雲山へ上がり、空中を行くロープウェイに乗り換えて大涌谷へ。さらに桃源台まで下りたら海賊船で芦ノ湖を渡り、湖畔に立つ箱根神社の水上鳥居をめざす——電車、ケーブルカー、ロープウェイ、船と、移動するたびに視点が変わります。
大涌谷では、ぜひ名物に手を伸ばしてください。
⚠️ 立ち寄りメモ
大涌谷の黒玉子(黒たまご)は温泉の蒸気と地熱で作る名物。大涌谷駅そばの「黒玉子館」で、5個1セット500円で買えます。殻が真っ黒なゆで卵で、1個食べると寿命が7年延びるという言い伝えも。山あいの空気の中で食べる熱々の一個は格別です。
これだけ乗り換えても、箱根周遊券があれば一枚で8種類の乗り物に乗り放題。切符を買い直す手間がなく、改札でタッチして進むだけなので、地図とにらめっこする時間がぐっと減ります。
富士河口湖:富士山に正対するラベンダーと湧き水
河口湖の見どころは、どれも富士山を主役に据えています。まず大石公園。入園は無料で、6月下旬から7月中旬にかけてラベンダーが満開になります。湖畔の花畑の向こうに、富士山がまっすぐ正対して立つ構図は、このシーズンだけの贅沢です。
少し足を延ばすと忍野八海。富士山の雪解け水が湧き出す8つの澄んだ池で、世界文化遺産にも登録されています。水底まで透けて見える青さは、写真より実物のほうがずっと美しい。さらに新倉富士浅間神社の忠霊塔へ上れば、五重塔と鳥居、そして富士山が一枚に収まる、海外のガイドブックでもおなじみの絶景が待っています。河口湖畔からは天上山ロープウェイで約3分、空中から湖と富士山を一望できます。
夏に訪れるなら、夜の予定も押さえておきたいところ。河口湖湖上祭の花火は2026年7月4日(土)20:00〜20:30、河口湖畔で打ち上がります。湖面に映る花火は、昼間とはまた違う富士五湖の表情です。
軽井沢:東京近郊の避暑の奥座敷
軽井沢は、東京駅から北陸新幹線で約60〜70分。これだけ近いのに、降り立つと空気がひんやりしていて、ここが避暑地と呼ばれてきた理由がすぐに分かります。軽井沢は伝統的な避暑地で、7〜8月でも気候が涼しく、東京近郊で夏の暑さをしのぐなら真っ先に名前が挙がる場所です。
駅周辺は歩いて回れる距離に見どころが集まっています。水鏡のように木々を映す雲場池、お土産屋やカフェが並ぶ旧軽井沢銀座。星野リゾートのハルニレテラスや石の教会も、自然と建築が溶け合う独特の空気です。少し離れて白糸の滝へ行けば、幅広い岩肌から無数の水筋が流れ落ちる涼しげな光景。買い物派なら、駅のすぐ横にあるプリンスショッピングプラザのアウトレットが便利です。
町なかの移動には、町内循環バスが片道100円で使えます。短い距離でも歩き疲れたら、無理せずバスに乗ってしまうのが軽井沢の歩き方です。
県をまたぐ交通と周遊券を一度で整理
4県をまたぐと、鉄道会社も切符の種類も切り替わります。区間ごとに見やすくまとめました。
| 区間 | 交通手段 | 所要時間/運賃 | おすすめ切符 |
|---|---|---|---|
| 東京→箱根 | 小田急ロマンスカー(新宿→箱根湯本) | 約1.5時間 | 箱根周遊券(3日 約4,500円、8種の乗り物込み) |
| 東京→富士河口湖 | JR富士回遊号(新宿→河口湖駅) | 約115分・約4,130円 | 河口湖周遊バス券(2日 約2,000円) |
| 東京→軽井沢 | 北陸新幹線(東京駅→軽井沢) | 約60〜70分・指定席 約6,130円 | 片道購入またはJR周遊券 |
⚠️ 切符の買い分け注意
箱根(小田急)、富士急行、北陸新幹線はそれぞれ別の鉄道系統です。全国版のJR Passでは一枚で全部はまかなえません。箱根はそのまま箱根周遊券、河口湖は富士回遊号+周遊バス券、というように区間ごとに切符を分けて用意しておくと、当日あわてずに済みます。
4県をまたぐ通信:現地回線の無制限 vs ローミングの無制限、どう選ぶ
このルートは、4つの県を電車と新幹線で移動し続ける旅です。箱根の山あい、河口湖の湖畔、軽井沢の高原と、市街地から離れた場所でも地図を開き、電車の時刻を調べ、撮った写真を送りたい場面が次々にやってきます。だからこそ通信は、出発前に無制限の使い放題プランで固めておくのが安心です。星ちゃんがよく聞かれるのが「現地回線とローミング、どっちの無制限がいいの?」という質問。下の表でその違いを並べます。
| 比較項目 | 日本 現地回線 無制限 | 日本 ローミング 無制限 |
|---|---|---|
| 回線 | 日本の現地キャリアに直接つなぐ(現地回線) | 海外の出口経由でルーティング(ローミング回線) |
| 速度の体感 | 全速版は表現が良好。予算に合わせて10Mbps制限版も選べます | 全行程 無制限、速度は出口次第 |
| 設定の手間 | QRを読み込んでインストール、設定すればすぐ使える | 開通が速く、端末の互換性が広い |
| 向いている人 | ナビ・アップロード・動画を多用、日本の現地ネットを使いたい | 軽〜中程度の利用、旧機種、予算重視 |
がっつりナビを使い、写真や動画をどんどん上げたいなら、日本の現地回線につなぐ日本 現地回線 無制限プランが候補になります。現地回線には「全速版」と「10Mbps制限版」の2種類があり、予算と使い方で選べるのがポイントです。全速版が全行程ずっと全速を約束するわけではない点だけ、頭の片隅に置いておいてください。全速版と10Mbps制限版の違いをもっと詳しく知りたい方は、こちらの解説記事で線路・出口・価格まで掘り下げています。
一方、メールやSNS、軽い調べ物が中心で、少し古めの端末を使っている、あるいは費用を抑えたいという方には、開通の速い日本 ローミング 無制限プランが扱いやすい選択肢です。どちらが正解ということはなく、自分の使い方に寄せて二択から選ぶのが一番です。日本のeSIMプラン全体を見比べたいときは、日本のeSIM方案一覧からまとめて確認できます。
出発前に通信を決めておけば、旅は流れる
切符とeSIMを出発前に予約しておけば、成田に降り立った瞬間からナビが動き、電車を調べられて、撮った写真をその場で送れます。荷物を受け取りながらスマホがすでにつながっている——そのひと手間の差が、初日の動きやすさを大きく変えます。4県をまたぐこの旅、通信の土台を先に固めておきましょう。