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シンガポール・ビンタン島 個人旅行5日間:タナメラからフェリー1時間でラゴイのビーチリゾートへ、海を渡る周遊にも繋がるeSIM活用術

シンガポール・ビンタン島 個人旅行5日間:タナメラからフェリー1時間でラゴイのビーチリゾートへ、海を渡る周遊にも繋がるeSIM活用術

なぜシンガポールとビンタン島を一緒に回るのか

ビンタン島は「シンガポールの裏庭」とよく呼ばれます。シンガポールのタナメラ・フェリーターミナル(Tanah Merah Ferry Terminal/TMFT)からBintan Resort Ferries(BRF)のフェリーに乗れば、わずか1時間ほどでインドネシア・ビンタン島のラゴイ(Lagoi)ビーチリゾートに着いてしまう。都会の喧騒を朝に抜け出して、昼には宝の湾クリスタルラグーンで浮かんでいる、そんな跳び方ができるのがこのルートの面白さです。シンガポール・ビンタン島の個人旅行なら、マリーナベイやセントーサ島の見どころと、ビンタン島の何もしない海時間を、一本の動線で欲張れます。

ひとつだけ最初に念を押させてください。これは海を渡ってインドネシアへ入国する旅です。パスポートは必須で、インドネシア入国時には電子到着ビザ(eVOA)を取得できます。到着ビザは現地で現金払いになるため、インドネシアルピアを用意しておくと安心です。さらに、ビンタン島の時刻(GMT+7)はシンガポール(GMT+8)より1時間遅い。フェリーの予約や送迎の時間は、必ず現地時間に換算して組んでください。以下、行程表、シンガポール編、ビンタン島編、フェリーと通関、6月の季節と実用メモの順にご案内します。

シンガポール+ビンタン島 5日4泊の行程表(ルートマップ付き)

まずは全体の流れを表で掴んでください。1日目にシンガポール市内、2日目にセントーサ島を丸一日、3日目の午前にTMFTからBRFフェリーでビンタン島BBT埠頭へ渡り、4日目にビンタン島のチャーター一日ツアー、5日目の午前にラゴイで過ごしてからフェリーで戻り、ジュエル・チャンギを経て帰路につく構成です。

日数ルートの要点宿泊エリア
1日目シンガポール市内:ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ+マーライオン公園+マリーナベイ・サンズシンガポール市内
2日目セントーサ島を丸一日:ユニバーサル・スタジオ/S.E.A.アクアリウム/シロソ・ビーチ。夕方は市内に戻りチャイナタウンやラオパサで夜食シンガポール市内
3日目午前にタナメラ埠頭TMFTからBRFフェリーで約1時間、ビンタン島BBT埠頭へ(船は1時間遅い・1時間半前にチェックイン)。午後はラゴイのリゾートに入り、宝の湾クリスタルラグーンへビンタン島 ラゴイのリゾート
4日目ビンタン島チャーター一日ツアー:青い湖の砂丘グルンパシール+マングローブ/蛍ナイトツアー+黄金の寝釈迦仏ビンタン島 ラゴイのリゾート
5日目午前はラゴイ・ベイでのんびり+お土産購入、午後のフェリーでシンガポールへ戻り、ジュエル・チャンギに寄ってから空港へ—(帰路)

下の地図は、シンガポールのTMFTから海を渡ってビンタン島BBT/ラゴイ・ベイへつながる流れを一枚にまとめたものです。船はシンガポールより1時間遅く、出発の1時間半前にはチェックインを済ませる必要があります。もう少しゆったり回したいなら6日間に延ばし、ビンタン島でもう一泊、オールインクルーシブのリゾートを満喫するのもおすすめです。

シンガポール・ビンタン島 個人旅行の5日間ルートマップ。タナメラ埠頭からフェリーで海を渡りラゴイ・ベイへつながる動線

シンガポール編の要点:ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、マーライオン、セントーサ島

ブルーアワーに輝くシンガポール・マリーナベイの水辺とスカイライン

シンガポール側のハイライトから。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)は約101ヘクタールの広大な庭園で、ギネス記録を持つ世界最大の温室「フラワードーム(Flower Dome)」、30メートルの滝が落ちる「クラウドフォレスト(Cloud Forest)」が外せません。夜は無料の「スーパーツリー(Supertree)」ライトショー、ガーデン・ラプソディが幻想的です。

マーライオン公園(Merlion Park)では、国のシンボルであるマーライオンが水を吐く姿を、マリーナベイ・サンズを背景に撮るのが定番。そのままエスプラネードの「ドリアン」型劇場まで歩いて行けます。

セントーサ島(Sentosa)はユニバーサル・スタジオ・シンガポール、S.E.A.アクアリウム、シロソ・ビーチ(Siloso Beach)、スカイライン・リュージュ(Skyline Luge)と一日では足りないほど。島へはセントーサ・エクスプレス(Sentosa Express)のモノレールかケーブルカーで入ります。シンガポール市内ではEZ-Link/SimplyGoカードをかざせばMRTもバスもそのまま乗れ、夜はチャイナタウンやラオパサ(Lau Pa Sat)で夜食を楽しめます。星ちゃんからのひとことを添えると、午後のスコールが心配な日は、屋内のS.E.A.アクアリウムを午後に回すと天気に左右されにくいですよ。

ビンタン島編の要点:クリスタルラグーン、青い湖の砂丘、蛍ナイトツアー

ここからはインドネシア・リアウ諸島州ビンタン県の見どころです。ラゴイ・ベイ(Lagoi Bay)はリゾートが集まるエリアで、Four Points by Sheraton、Holiday Inn Resort、The Sanchayaなどが並び、プラザ・ラゴイ(Plaza Lagoi)というモールもあります。週末のビーチには焼き串やタイ式ミルクティーの小さな屋台が出ますが、現金引換券(クーポン)制なので、先に券を買ってから注文する流れです。

宝の湾クリスタルラグーン Treasure Bay Crystal Lagoon(Chill Cove)は東南アジア初、約6.3ヘクタールの人工海水ラグーン。カヌー、SUP、セーリング、シュノーケリング、スリップ&スライド、ATVバギーまで遊べて、隣にはバブルテント型グランピング「ANMON」リゾートがあります。

青い湖の砂丘 グルンパシール Gurun Pasir(Bintan Desert/Blue Lake)は、廃鉱跡にできた白い砂丘と碧い湖が並ぶ「砂漠と青い湖」の不思議な景色。ラゴイのリゾートエリアから車で約1時間で、有料のシャトルで入場して撮影できます。

マングローブ+蛍ナイトツアー Bintan Mangrove & Fireflies Tourは、小舟で川をめぐって蛇やトカゲ、カニといった生き物を観察するツアー(英語ガイド)。夜のコースでは蛍が見られ、川沿いのシーフードレストランに立ち寄ることもできます。

黄金の寝釈迦仏 Vihara Dharma Shantiは屋上に横たわる仏像があり、人が少なく静かで、見学は無料。ラゴイから車で約45分です。なお島内に公共交通はありません。各スポットへはリゾートの送迎かチャーターの一日ツアーで移動するのが前提です。

フェリーと通関の完全攻略:タナメラ埠頭からBRFにどう乗るか

次は海を渡る実務です。Bintan Resort Ferries(BRF)のフェリーは、シンガポールのタナメラ・フェリーターミナル(TMFT)とビンタン島のバンダール・ベンタン・テラニ(BBT)埠頭を結びます。所要は約1時間(ブログ実測では約50分)。便数は1日4便(金・土は増便、日曜は5便)で、シンガポール発はおおむね08:10/11:10/14:00/17:00。出発の少なくとも1時間半前にチェックインして搭乗券を受け取り、受付締切は出発の40分前です。

料金は、大人の片道エコノミーで約SGD 57、エメラルドクラス(Emerald、船内Wi-Fiとノンアルコール飲料込み)で約SGD 84(公式の往復は閑散期で約SGD 92から)。埠頭へのアクセスは、チャンギ空港からTMFTまで車で約10分、Grabかタクシーで約SGD 20なので、4人で割れば手頃です。

区間交通手段所要・料金おすすめチケット
シンガポールTMFT ↔ ビンタン島BBT(海を渡る主軸)Bintan Resort Ferries(BRF)フェリー所要約1時間(実測約50分)/大人片道エコノミー約SGD 57、エメラルド約SGD 84(公式往復は閑散期で約SGD 92から)1日4便(金・土増便、日曜5便)。出発1時間半前にチェックイン、締切は出発40分前。パスポート+インドネシアeVOA到着ビザが必要
チャンギ空港 → タナメラ埠頭TMFTGrab/タクシー車で約10分・約SGD 204人で割ると手頃
シンガポール市内MRT+バスEZ-Link/SimplyGoのタッチ決済カード
ビボシティ → セントーサ島セントーサ・エクスプレス(モノレール)かケーブルカー入島はモノレールかケーブルカーで
ビンタン島内リゾート送迎/チャーター(ガイド付き一日ツアー)青い湖の砂丘グルンパシールはラゴイから車で約1時間、黄金の寝釈迦仏は約45分島内に公共交通はなく、送迎かチャーター必須

⚠️ 提醒

海を渡ってインドネシア・ビンタン島へ入るにはパスポートが必要です。インドネシア入国時は電子到着ビザ(eVOA)を取得でき、到着ビザは現地で現金払いになるためインドネシアルピアを用意しておきましょう。ビンタン島の時刻(GMT+7)はシンガポール(GMT+8)より1時間遅いので、フェリーや送迎の時間は必ず現地時間に換算してください。BRFは出発の少なくとも1時間半前にチェックイン、出発40分前で受付締切。ビンタン島のBBTは北部リゾート専用埠頭で、南部のタンジュン・ピナン(Tanjung Pinang)埠頭はTMFTから約2時間かかるので乗り間違えに注意。6月は学校の長期休暇と重なり、BRFフェリーもリゾートも繁忙期の追加料金(ブラックアウト)になることがあるため、船と宿は早めの予約をおすすめします。

6月の季節と実用メモ:お土産、現金引換券、海を渡る周遊のネット環境

6月はちょうどビンタン島の乾季(5〜9月、平均気温約26〜30℃、湿度が低く雨が少ない)にあたり、クリスタルラグーンのSUPやカヌー、ビーチのウォーターアクティビティ、砂丘での撮影にいちばん向いた月です。海も穏やかで視界が良い。逆に11〜12月の北東モンスーンの雨季は避けたいところで、11月は約267mm、12月は約239mmと年間でもっとも雨の多い2か月になります。

シンガポール側の6月は乾季の終わりで、午後にスコール型の雷雨が来やすい時期。S.E.A.アクアリウムやジュエル・チャンギなど屋内の代替案を一つ用意しておくと安心です。前述のとおり6月は学校休暇と重なるため、フェリーとリゾートが繁忙期の追加料金になることがあり、早めの手配が吉です。

お土産は、スーパーのSwalayan AnekaやPondok Bintan 11という土産店で、ペナン・ホワイトコーヒー、インドネシアの辛味ソース(サンバル)、インスタント麺のインドミー(Indomie)などが買えます。ラゴイ・ベイのビーチの週末屋台は現金引換券制が多いので、先に券を換えてから消費してください。帰りはジュエル・チャンギ(Jewel、屋内最大の滝レイン・ボルテックスを擁する)を最後の一か所に置くと、出国までの流れがいちばんスムーズです。

最後に、海を渡る周遊のネット環境について。この旅はシンガポールとインドネシア、二か国のネットワークをまたいで使います。星印(シンガポール・インドネシア)をカバーする一枚の多国対応eSIMを入れておけば、跳び石のように島を渡ってもSIMを差し替える必要がなく、BRFの便を調べる、Grabを呼ぶ、ビンタン島の一日ツアーを予約する、どれも途切れず行えます。

海を渡る周遊のネット:シンガポール単国データ使い放題 vs 地域マルチカントリー使い放題

この旅は橋(コーズウェイ)やフェリーで国境を越え、通関した先で国が変わります。ネットの選び方は「両国でそれぞれ買う」か「複数国をカバーする1枚を使う」かの二択。滞在の比重に合わせて、下の表で選んでください。

比較項目シンガポール単国 使い放題地域マルチカントリー 使い放題
カバー範囲シンガポールインドネシア+マレーシア+シンガポール+タイ+ベトナムの5か国
向いている人主にシンガポールに滞在する時間帯シンガポール+ビンタン島(インドネシア)の海を渡る周遊全体
データ量全行程 使い放題全行程 使い放題
メリット単国でいちばんシンプル1枚で国をまたいで差し替え不要、現地で買い直す手間も省ける

シンガポール側だけで済ませたい時間帯が長いなら、シンガポール単国の使い放題プランがいちばん素直です(全行程 使い放題)。一方、ビンタン島まで海を渡って国境を越えるなら、アジア5か国の地域使い放題プランが便利です。インドネシア+マレーシア+シンガポール+タイ+ベトナムを1枚でカバーし、国境を越えてもSIMを差し替えず、全行程 使い放題で使えます。各プランの違いをもう少し掘り下げたい方は、現地回線とローミングの速度・価格がなぜ何倍も違うのかの記事も参考になります。なお、国境を越える通関にはパスポートが必要で、どの回線も100%の最高速度や死角ゼロを保証できるものではありません。滞在の比重に合わせて選べば十分です。シンガポール側の他のプランをまとめて見たい方は、シンガポールのeSIMプラン一覧からどうぞ。

出発前に海を渡るネット環境を整えれば、二国を1枚で回り切れる

国境を越える通関にはパスポートが要りますし、Shuttle Tebrauやフェリー、バスは先に予約しておくのが安心です。eSIMも同じで、出発前に端末へ入れておけば、通関のときにSIMを差し替える必要はなく、着いた瞬間からナビが動きます。シンガポールの摩天楼からビンタン島のビーチまで、1枚で切れ目なく繋がる——それが、この欲張りな5日間をいちばん身軽にしてくれます。設定で迷ったら、購入後の確認メールに沿って三ステップで開通するだけ。星ちゃんが24時間スタンバイしているので、わからないことは気軽に聞いてください。

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